【キーニーズ法】 《カビ取り剤》潜在ニーズ発掘から製品アイデア発想まで
「カビ取り剤」が登場するまで、主婦は次のような行動(やりたくないけどやっている)をとっていました。
風呂場のタイルの目地のカビ(黒い汚れ)を、こすっても落ちないし疲れるにもかかわらず、従来の洗剤を使ってタワシでこすって洗う
・・・<専用品がない状態>
上記の行動から、「(ゴシゴシ)タワシでこすらなくても、タイルの目地のカビ(黒い汚れ)をとりたい」という潜在ニーズを発掘しました。
潜在ニーズを発掘したことで、ニーズをピタリ達成するアイデアを発想することができました。
これが、「カビ取り剤」が誕生するまでの、キーニーズ法による発想プロセスです。
[出典]『「梅澤式」だと、なぜ超ヒット商品がこんなに作れるのか』(2020年)