【キーニーズ法】 《皮膚用虫よけ剤》潜在ニーズ発掘から製品アイデア発想まで
｢皮膚用虫よけ剤｣が登場するまで、子供のいる主婦は次のような行動（やりたくないけどやっている）をとっていました。
めんどうだし気を抜くと刺されてしまうにもかかわらず、寄ってくる蚊をうちわで追い払ったり、手でたたいたり、蚊取り線香を持ち歩く
・・・＜専用品がない状態＞
上記の行動から、｢うちわで追い払ったり、手でたたいたり、わざわざ蚊取り線香を持ち歩かなくても、蚊やブヨに刺されることなく、アウトドアで長時間過ごさせたい｣という潜在ニーズを発掘しました。
潜在ニーズを発掘したことで、ニーズをピタリ達成するアイデアを発想することができました。
これが、｢皮膚用虫よけ剤｣が誕生するまでの、キーニーズ法による発想プロセスです。
［出典］『「梅澤式」だと、なぜ超ヒット商品がこんなに作れるのか』（2020年）
商品企画エンジン株式会社